262003 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Sky in Australia

Sky in Australia

屈辱の帝王切開

どうして私がそこまで自然分娩にこだわったのかと言うと、、、。本当に一人目の出産が大変だったからです。手術後の経過もあまりよくなく2週間も微熱が続きました。体力的にも初めての育児でただでさえ大変なのに、もうふらふらで、傷の痛みもひどいものではないにしても2年くらいは続きました。実は今でもそこに何かが当たると痛いです。

あんな思いをまたするなんて考えたくもありませんでしたし、さらに、周りの心無い人達を見返してやりたい気持ちも正直ありました。帝王切開を経験した人ならお分かりになると思いますが、自然分娩の大変さを経験した人達と比べると、

”へ!?帝王切開?楽したわね。”

という意見が多いことです。実際私もママ友たちから

”自然分娩は本当に痛いのよ。Mikaちゃんに自然分娩が出来るかしら?”

みたいなことを言われました。妊娠中からこんなにふらふらしているのに、自然分娩なんて出来ないんじゃない?ということです。他にも

”帝王切開なんて産んだ気がしないでしょ。”とか、

”自然分娩の苦しみなんて、帝王切開よりもずっとひどい。”

というようなことはよく言われます。でも私は自然に生んだ経験がなかったので、何も言い返せません。ただ、いつかリベンジしてやるーー!という気持ちはありました。

実際両方経験してみて、やっぱり帝王切開の方がずっと苦しいし、痛いし、大変でした。えっ、何で?と思われるかもしれません。でも少なくとも私自身に関しては本当です。帝王切開を言い渡されるときのショック、それに続く切開後の今にも頭の血管が切れそうなほどの頭痛、嘔吐(←麻酔のため)。さらに長きに渡る回復、傷の痛み、育児の大変さ。実際の陣痛だって、私には一人目の方が(慣れていなかったからか何なのか)ひどく感じました。そうそう、一人目は陣痛に15時間苦しんだ上で切られたのですから。そしてあの頭痛の苦しみは産みの苦しみ以上でした。

以前私に対して”自然に子供が産めるの?”と疑問を抱いていたママ友は、

”ふうーん、そんな状態でも自然に生めるんだねー。”

と不思議そうにしていました。(←やったーーー!!!)




© Rakuten Group, Inc.